
御朱印巡り入門ガイド!始め方とマナー・おすすめの巡り方7つのコツ
「御朱印巡り」という言葉を耳にして、なんだか楽しそうだけど何から始めればいいの?と感じている方は多いのではないでしょうか。神社やお寺でいただける御朱印は、参拝の記念になるだけでなく、旅の思い出やご縁を形として残せる素敵な文化です。
とはいえ、いざ始めようとすると「御朱印帳ってどこで買うの?」「作法を間違えたら失礼にならない?」など、疑問がどんどん出てきますよね。この記事では、御朱印巡りの始め方から当日の流れ、守りたいマナー、初心者でも無理なく回れるコツまでをまるごと解説します。読み終わるころには、次のお休みに出かけたくなっているはずです。
そもそも御朱印巡りとは?
御朱印とは、神社やお寺に参拝した証としていただける印章と墨書きのことです。神社の名前やお寺の本尊名、参拝日などが墨で書かれ、朱色の印が押されるのが一般的なスタイルです。同じ寺社でも書き手によって筆致が変わることがあり、「二つとして同じものはない」点も御朱印の大きな魅力といえます。
御朱印巡りは、こうした御朱印を求めて複数の寺社を訪ね歩くこと。スタンプラリーのように集めることそのものを楽しむ人もいれば、静かに手を合わせて心を整える時間を大切にする人もいます。楽しみ方は人それぞれで、正解はありません。
ただし忘れてはいけないのが、御朱印はあくまで「参拝の証」だという点です。集めることが目的化してしまうと本来の意味から離れてしまいます。まずはきちんとお参りをして、その上でいただく――この順番を大切にしましょう。
御朱印巡りの始め方【まず準備するもの】
特別な道具は必要ありませんが、そろえておくと安心なものがいくつかあります。
御朱印帳を用意する
御朱印をいただくための専用の帳面が御朱印帳です。神社やお寺の授与所、文具店、雑貨店、通販などで手に入ります。デザインは非常に豊富で、伝統的な和柄から現代的なイラスト入りまでさまざま。お気に入りの一冊を選ぶと、巡ること自体が一段と楽しくなります。
選ぶときのポイントは次の通りです。
- サイズ:大判は書きやすく見栄えがよく、小さめは持ち運びやすい
- 綴じ方:ページを広げやすい「蛇腹式」が主流。書き置き対応もしやすい
- 紙質:墨がにじみにくい厚手の和紙タイプがおすすめ
あると便利な持ち物
- 御朱印帳を包む袋やケース(汚れ・折れ防止)
- 小銭(御朱印代はおつりが出ないよう用意すると親切)
- 歩きやすい靴と両手が空くバッグ
御朱印代は寺社によって異なりますが、無理のない範囲で気持ちよくお納めしましょう。金額が明示されていない場合は「お気持ちで」とされることもあります。
当日の流れとマナー
初めてだと戸惑いやすいのが当日の動きです。基本の流れを押さえておけば安心です。
参拝を先に済ませる
御朱印は参拝の証なので、必ず先にお参りをします。神社なら二拝二拍手一拝、お寺なら合掌が基本の作法です。手水舎で手と口を清めてから本殿・本堂へ向かいましょう。
授与所で御朱印をお願いする
参拝後、社務所や授与所、納経所へ向かいます。「御朱印をお願いします」と伝え、書いていただきたいページを開いて渡すとスムーズです。書いていただいている間は静かに待ちましょう。
守りたい基本マナー
- 書き手に対して感謝の気持ちを忘れない
- 「早く」「もっと丁寧に」などの要求はしない
- 混雑時は列に並び、順番を守る
- 御朱印をいただけない日や時間帯もあるため、事前確認が安心
- 他人の御朱印帳や書いている様子を勝手に撮影しない
最近は感染対策や人手の都合で、あらかじめ書かれた「書き置き」を渡すスタイルの寺社も増えています。その場合は御朱印帳に自分で貼って保管しましょう。
初心者でも回りやすいルートの作り方
御朱印巡りは計画次第で満足度が大きく変わります。無理なく楽しむコツを紹介します。
エリアを絞って回る
あれもこれもと欲張ると移動だけで一日が終わってしまいます。まずは同じ市区や沿線など、近いエリアの2〜3か所に絞るのがおすすめです。徒歩や電車で移動できる範囲だと初心者でも安心です。
受付時間を先に調べる
御朱印の受付時間は寺社によって異なり、夕方に締め切られることも少なくありません。閉まる時間から逆算して、遠い場所や人気の場所を先に回る計画にすると取りこぼしを防げます。
テーマを決めると楽しい
「七福神めぐり」「同じ神様を祀る神社」「季節限定の御朱印」など、テーマを決めると巡る動機が生まれ、達成感も増します。地域で企画されている御朱印めぐりコースを活用するのも手軽でおすすめです。
よくある疑問に答えます
Q. 神社とお寺の御朱印を同じ帳面に書いてもいい?
基本的には問題ないとされていますが、寺社によっては分けることを求められる場合もあります。気になる方は神社用・お寺用で御朱印帳を分けておくと安心です。
Q. 書き置きしかもらえなかったときは?
近年は書き置き対応が一般的になりつつあります。いただいた紙は折れないよう保管し、後で御朱印帳に貼れば大丈夫です。専用ののり付きポケットも市販されています。
Q. 御朱印がいただけないこともある?
はい。書き手が不在の日や、宗派の考え方によって御朱印を授与していない寺社もあります。訪ねる前に公式サイトなどで確認しておくと確実です。
Q. 郵送やオンラインで対応してもらえる?
一部の寺社では郵送対応を行っている場合もありますが、対応の有無や方法は寺社ごとに大きく異なります。詳細は各寺社の公式発表をご確認ください。
Q. 集めた御朱印帳はどう保管する?
直射日光や湿気を避け、専用の袋や桐箱などで保管すると長持ちします。墨がにじまないよう、しっかり乾いてから閉じるのも大切です。
まとめ
御朱印巡りは、特別な知識がなくても御朱印帳一冊あれば今日からでも始められる趣味です。大切なのは、まず心を込めて参拝し、書いてくださる方への感謝を忘れないこと。エリアを絞り、受付時間を調べ、テーマを決めれば、初心者でも無理なく充実した一日になります。
季節や行事で表情を変える御朱印は、集めるほどに自分だけの物語になっていきます。まずはお気に入りの御朱印帳を手に取って、近くの神社やお寺へ出かけてみてはいかがでしょうか。


