御朱印巡りの始め方完全ガイド!巡り方・マナー・おすすめルート

「御朱印巡り、なんだか楽しそう」と気になっているけれど、何から始めればいいのか分からない…という方は多いですよね。集めた御朱印を見返すと旅の記憶がよみがえり、神社仏閣の歴史や街歩きまで楽しめるのが御朱印巡りの魅力です。

この記事では、御朱印巡りをこれから始める方に向けて、必要な準備から参拝の手順、大切なマナー、東京・関西のおすすめルート、そしてよくある疑問への回答までをまとめて解説します。読み終えるころには、次の休日にさっそく出かけたくなるはずです。

御朱印巡りとは?まず知っておきたい基本

御朱印とは、神社やお寺を参拝した証としていただける印章や墨書きのことです。神社では社名や参拝日、お寺では本尊名やお堂の名前などが力強い墨字と朱印で記されます。デザインや筆致は一つひとつ異なり、同じ寺社でも季節限定のものが登場することもあります。

もともとは写経を納めた証として授与されていたと言われており、現在は参拝の記念という意味合いが広く親しまれています。スタンプラリーとは異なり、あくまで「参拝したうえでいただくもの」という点が大切なポイントです。

御朱印巡りの3つの魅力

  • 旅や散歩のきっかけになる…目的地ができることで、行ったことのない街を歩く楽しみが生まれます
  • 自分だけの一冊が育つ…集めた御朱印帳は、めくるたびに思い出がよみがえる宝物になります
  • 歴史や文化に触れられる…その土地の由来や信仰を知ることで、旅の解像度がぐっと上がります

始める前に準備したいもの

手ぶらでも参拝はできますが、御朱印をいただくなら最低限そろえておきたいものがあります。

御朱印帳

御朱印をいただくための専用の帳面です。表紙の柄が豊富で、寺社オリジナルのものや文具店・雑貨店で買えるものなど種類はさまざま。じゃばら折りタイプが主流で、開いたときに見開きで楽しめます。神社用とお寺用を分ける人もいますが、明確な決まりはなく一冊で兼用しても問題ないとされています。最初の一冊はお気に入りのデザインを選ぶと、巡るモチベーションが続きやすいですよ。

そのほかあると便利なもの

  • 小銭…御朱印の初穂料(料金)は300〜500円程度が一般的です。おつりが出ないよう小銭を用意しておくとスムーズです
  • 筆ペンやペンは不要…書いていただくものなので自分の筆記具は基本的に使いません
  • クリアファイルや保護カバー…御朱印帳の汚れや折れを防げます
  • 歩きやすい靴…境内は砂利や石段が多いため、動きやすい服装が安心です

参拝から御朱印をいただくまでの手順

御朱印はあくまで参拝の証です。いただく前にきちんとお参りをするのが基本の流れになります。

1. 鳥居・山門で一礼する

神社の鳥居、お寺の山門をくぐる前に軽く一礼します。参道の中央は神様の通り道とされるため、端を歩くとより丁寧です。

2. 手水舎で身を清める

手水舎(ちょうずや)で手と口を清めます。右手で柄杓を持って左手を洗い、左手に持ち替えて右手を洗い、再び右手に持って左手に水を受け口をすすぐ、という順が一般的です。

3. 参拝する

神社では「二礼二拍手一礼」が基本です。お寺では拍手はせず、静かに手を合わせます。宗派や寺社によって作法が異なる場合があるため、掲示があればそれに従いましょう。

4. 授与所・納経所で御朱印をいただく

参拝を終えてから、社務所や授与所(お寺では納経所)へ向かいます。御朱印帳を開いて書いてほしいページを示し、「御朱印をお願いします」と丁寧に伝えます。書いていただいている間は静かに待ち、受け取るときは両手で「ありがとうございます」とお礼を。

知っておきたい御朱印巡りのマナー

トラブルなく気持ちよく巡るために、次のマナーを押さえておきましょう。

  • 必ず参拝してからいただく…御朱印はお参りの証。先に集めるのはマナー違反とされています
  • 書き手を急かさない…一枚ずつ手書きしてくださる場合が多いので、静かに待ちましょう
  • 料金に文句を言わない…初穂料はお気持ちを納めるもの。金額の交渉はしません
  • 受付時間を確認する…多くの寺社で朝から夕方まで(9〜16時ごろ)が目安です。詳細は各寺社の公式情報をご確認ください
  • 写真撮影は許可を確認…授与所での撮影が禁止されている場合もあります

混雑時や書き手が不在の場合は、あらかじめ印刷・準備された「書き置き」の御朱印をいただくこともあります。これも正式なもので、御朱印帳に貼って保管できます。

東京・関西のおすすめ巡りルート

はじめての方は、アクセスしやすく歩いて回れるエリアから始めると気軽です。

東京エリアの一例

下町の浅草寺周辺は、雷門や仲見世通りの散策とあわせて楽しめる定番エリアです。神田・日本橋方面は複数の神社が徒歩圏に点在し、街歩き感覚で巡れます。四谷から赤坂にかけても由緒ある神社が多く、都心ながら落ち着いた雰囲気を味わえます。

関西エリアの一例

京都は東山エリアに寺社が集中しており、清水寺や八坂神社周辺を歩きながら巡るのが人気です。奈良は東大寺や春日大社を中心に、公園散策もあわせて一日楽しめます。大阪の四天王寺や住吉大社も歴史ある名所として知られています。

いずれも公共交通機関で移動しやすいのが利点です。詳しい受付時間やアクセスは、訪問前に各寺社の公式情報をご確認ください。

よくある疑問への回答

Q. 御朱印帳を忘れたらどうする?
A. 多くの寺社で御朱印帳を授与しているほか、書き置きの御朱印をいただける場合もあります。まずは授与所で相談してみましょう。

Q. 一冊が神社とお寺で混ざっても大丈夫?
A. 明確な決まりはなく、混ざっていても問題ないとされています。気になる方は分けて使うと管理しやすいです。

Q. 御朱印は自分で書いてもいい?
A. 御朱印は寺社の方に書いていただくものです。自分で記入するものではありません。

Q. 集めた御朱印帳はどう保管する?
A. 湿気や直射日光を避け、専用の保護カバーや箱に入れて保管すると長持ちします。墨がにじまないよう、いただいた直後は乾かしてから閉じると安心です。

Q. 子どもと一緒でも楽しめる?
A. 静かに参拝できる範囲であれば問題ありません。境内の広い神社なら散策気分で回れます。

まとめ:まずはお気に入りの一冊から

御朱印巡りは、特別な道具や知識がなくても気軽に始められる趣味です。大切なのは「参拝してからいただく」という基本と、書いてくださる方への感謝の気持ち。この2つを押さえれば、あとは自分のペースで楽しめます。

まずはお気に入りの御朱印帳を一冊手に入れて、近所の神社やお寺から始めてみませんか。集めた一冊が、あなたの休日をもっと豊かにしてくれるはずです。

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