中野北口エリアの誰にも教えたくない酒場「陸蒸気」

ノスタルジックな囲炉裏と青森コンセプト、原始炭火焼きが楽しめる居酒屋「陸蒸気」

中野駅の北口には全長およそ240メートルのアーケード商店街である中野サンモール商店街があり入居店舗数は100店舗以上。
その中野サンモール商店街の中ほどから一本小道へはいると、そこには蒸気機関車の停留場を思わせる居酒屋。
陸蒸気「おかじょうき」があります。
明治時代に呼ばれた「蒸気機関車」の俗称が店名のこのお店は、一度店内に入ると昭和初期どころか明治時代にタイムスリップしたような感覚に。
お店中央に構える大きな囲炉裏が優しく僕達を迎え入れてくれます。

ユニークな看板がなかのの次がつがるだったり(笑)



こちらのお店、お一人様の入店はNG。
予約は3名からと、初心者が入店するにはそれなりにハードルが高く1階の囲炉裏部屋で食事をするには二人での入店が必須。

店内には青森の民謡が流れ、メイン料理は新鮮で大ぶりの魚を囲炉裏に立てかけられた炭火で焼いて食べる焼き魚。
魚の御造里も食べられて、他にもお酒のツマミに最高な、厳選された逸品がメニューに並び、何を食べようか迷ってしまいますね。
カウンターに座ってメニューを眺めました。
お通しが出てきてドリンクメニューをオーダーします。

まずは、麦焼酎は二階堂を玉露入り煎茶割で乾杯。
追加で焼きはししゃも焼き。

このししゃも焼きがいきなり旨い。
一緒についてくる杏の甘煮がいいアクセント。

お造りが一人前1950円。
2人前だとお得な3460円で、こちらを注文することにしました。

マグロ、鯛、ハマチ、甘エビ、たこ、ほたて、つぶ貝。

これが出てくると、やっぱり欲しくなるのは日本酒。

奥の大きいお鍋で湯煎。

このタイプのカウンター席は、料理が出てくるまでの流れまで楽しめるのが本当に楽しい。

日本酒は青森県の地酒からねぶたを選んで熱燗で1合800円。
さり気なくさっとついでくれる、接客もまたおつで。
このとっくりと、おちょこは社長自らの手作りだそう。
趣があり味がある、素敵なおちょこで飲む日本酒はこれまた格別。

目の前に広がる囲炉裏で焼いた焼き魚

もちろん目の前に広がる囲炉裏で焼いた焼き魚はマストなわけで、数量限定で用意されていた
北海道網走延縄釣り きんき焼き 3990円を注文します。

いい具合に焼けて出てきました。

ふわっふわの身としっとりとした口当たり。
甘みと旨みを同時に味わえる。
塩だけでしっかりうまいキンキの原始焼きは、社長自らが絶妙の焼き加減を見計らって出してもらえる究極の贅沢グルメ。

笑みがこぼれて仕方がないほどの美味しい焼き物でした。

絶品のじゃがバター

メニューには無かったスタッフさんオススメのじゃがバター。
これが神ってました!
さすがオススメ。

ジャガバターなのでバターが着くのは当然ですが・・・塩辛が一緒についてきたりする所あたり
呑兵衛のお気持ちをよ〜くわかってらっしゃる。

日本酒もう一合おかわり!!!!!
ってなりますよね。

〆のおにぎりはぜひ食べてもらいたいのですが、行って見てのお楽しみ。

料理も雰囲気も小粋でさりげない接客も、二重丸の陸蒸気さん。

ディープな飲み屋が盛りだくさんの中野で、一際輝きを放つお店でした。

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