新元号を前に日本の変遷を総ざらい 「日本を変えた 千の技術展」

美術館が多く点在する上野恩賜公園。

美術館にはよく行くのですが、先日久しぶりに“博物館”に行ってみました!

現在、“国立科学博物館”では、明治制定150周年を記念した「日本を変えた 千の技術展」が2019年3月3日まで開催されています。

新元号に変わる2019年。
時代が転換するタイミング。

それを踏まえ、この展示では、これまでに日本を大きく変えていった科学・技術の成果を集めた展示となっています。

思わず「えっ!?」と言ってしまうような“発明当初の道具の姿”や、「へ~っ」といってしまうような先人の知恵や裏話などなど面白要素もたくさん

乗れる自信ない…ダルマ自転車

前輪が巨大なこの自転車!
明治30年ごろに今の形の自転車が登場するまで主流だったそう…一輪車ばりにバランスが必要そう。
しかも、この自転車のサドル、前輪を直接こぐためタイヤの真上にあり、かなり高い位置に…
実際に見てみてください…乗れる気がまったくしません。
これをスイスイと乗っていたのかと思うと…明治の方はバランス感覚が相当良いのでしょうか??

 

テレビでしか見たことのなかった通信機器の本物も!

 


↑明治16年ごろの国産最初期のモールス電信機は、スイッチのオン・オフで、電線でつながれた遠くの電磁石に鉄片を引き付け、その長・短を利用して信号を送り通信するというモノだったそう。

↑明治9年の電話機はどうつながっているか見えるほど作りはシンプルで、これでどうやって音が!?と驚く見た目!
これで声が届くのも謎ですが、いずれ現代のような電話まで進化をとげるなんて驚きです!!

さらに電話エリアには、話やテレビでしか見たことのなかった電話たちにも♡


↑おばぁちゃんの話から、電話の交換士の話は聞いていましたが、いつも「なんで必要なんだろう」と思っていたのも謎がとけました♩
交換台も見れて、歴史がリアルに⭐️

ジブリの世界でおなじみのアノ電話にも出会えますよ!!

 

デザインセンスも必見

明治時代・大正・昭和とポスターなどでレトロな雰囲気の素敵なデザインがあることは知っていましたが、とってもお洒落なものがたくさん✨

 

↑こちらは昭和初期の薬のパッケージ

↑こちらは電気治療器!ロゴがおしゃれ✨

他にも、今やお洒落なセレクトショップで置かれているような家電もリアルに当初のかたちで!

本当に何十年も昔に、こんなお洒落なデザインのものを使っていたのですね…

その他ウソでしょ!といいたくなるような…

これ、一見してなんだかわかりますか❓

これでどうやって時計になると思ったのか、常人ではわからない、時計の原型↑や


想像しただけで気が遠なるようなコンピューターの原型↑

などなど、必見✨✨✨

 


豆知識やおもしろエピソードなどもあってただただ、難しいだけではない展示になっていました!

さらに新時代になり、一層の技術発展が考えられる未来…この機会にこれまでの日本の素晴らしい発展と、その物語を知る良いタイミングかもしれませんね

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