【うなぎ亭 友栄】遠出する価値アリの最強うなぎを食べてきた【風祭】
今日は土用の丑の日。どこで鰻を食べる?
いろんな鰻屋さんがある中で、個人的にイチオシのお店をご紹介します。
それは神奈川県小田原市にある『友栄』さん。
ではさっそく内容に入っていきましょう。
土用の丑の日って何?
土用は季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期でもあります。
夏バテしないように精のつくものを食べた方が良い、そんな理由もあり「丑」の「う」にちなんで「うのつくものを食べれば夏バテしない」という俗説が生まれたそうです。
「う」のつく食べ物なので梅干し、うどん等でもよかったわけですが、鰻が定番になったのはとある人物がきっかけとなっています。
それは平賀源内さん。
夏バテする季節に脂の乗っているうなぎが売れにくいこと、またうなぎの蒲焼きは濃い味付けのため、夏になるとあまり売れませんでした。
うなぎ屋さんが夏でも売るためにはどうしたらいいか平賀源内さんに相談したところ、丑の日は「う」のつく食べ物を食べるのが縁起が良いとアドバイス。
そこでうなぎ屋さんはお店の前に「本日、土用の丑の日」と貼りだすとお客がたくさん集まり、大繁盛したそうです。
このことから土用の丑の日にうなぎを食べる習慣を生み出したのは平賀源内さんになりました。
売り切れが当たり前。愛される「青うなぎ」
「友栄」さんの鰻を食べるために様々なところから来る人も多いそうです。
そのため行っても売り切れてしまう事も。
でもここでは電話でのお取り置きが可能。嬉しいサービスです。
何度も行っているのでその度にお取り置きをお願いしているのですが、当日の朝5時に「出ないだろうなあ」と試しに電話したら出てくれました。
普通ならあり得ない時間に電話対応してくれたのでとても驚きました。
朝の5時にお取り置きの電話する人もなかなかいないですよね(素敵な対応に心から感謝です)。
うなぎはお取り置き可能ですが、席は平等に空いた順でご案内になります。
オープン~お昼13時はかなり混み合い、1時間半待ちもあり得るのでわたしはピークの過ぎた15時あたりにいつも伺っています。
この時間だと待ちがなく、すぐに席に案内してもらえるのでおすすめ。
幸せ間違い無しの量と質に誰もが感動する。
うな重のメニューは「上うな重(5,400円)」のみ。
写真で伝わると思うのですが、その量なんと300g。
重の蓋を開けたらその量にこんなにいいのかと驚くこと間違いなしです。
次に驚くポイントはその軽さです。
鰻はふわふわで、皮は気持ちパリッとしています。
ふわふわな身はとても軽くて口に入れると溶けて、上品な鰻の美味さを教えてくれます。
この時に感じる鰻そのものの旨み、そして香りがたまらないです。
運ばれてきた時にもかかってるけど、濃厚な味で食べるのが好きなので卓上に置いてある鰻のタレをたっぷりかけて食べるともう箸が止まりません。
こんなに夢中になれるどこにも鰻は無いです。
卓上に置いてある山椒を使って味のアクセントを変えて食べてももちろんものすごく美味しいです。
わたしが友栄さんの鰻を食べてすごいな、と思うのは全く味にきないところ。
上や特上を頼んで量が多くて食べ飽きた経験ってありませんか?友栄さんの鰻は最初から最後まで美味しく完食できるんです。
だから量が多くても余裕で完食できるし、むしろご飯のおかわりをお願いするくらいです。
ちなみにこのご飯のおかわりは無料でお願いできますよ。
でももし残してしまってもお持ち帰りもできる素敵なサービスもあります。
店員さんの対応、サービスも素晴らしいので毎回「行ってよかった」と心から満足することができるんです。
日頃の自分へのご褒美に最高の鰻を食べてみるのはいかがでしょうか。
間違いない満足感と味を保証します。