都心からアクセス抜群の日光!日帰りでも楽しめる弾丸ツアー!

①日光の魅力

関東の中でも有名な観光エリア栃木県日光。
都心から、車でも電車でも2時間弱で行けるため、アクセスが抜群の日光には、日本、海外問わず、多くの観光客が足を運んでいます。
世界遺産にもなっている日光東照宮が有名ですが、日光の魅力はそれだけでありません!
今回は、日帰りでも日光を満喫できるプランをご紹介します!

②アクセスは東武鉄道がおすすめ

移動中も旅の時間を楽しみたいなら、おすすめなのは電車移動。
中でも東武鉄道の特急列車を使えば、東京浅草から埼玉大宮を経由して栃木日光に向かうので、利用しやすいアクセス方法です。
また、特急スペーシアには個室も設けているので、さらに快適な列車旅になります。

お値段は、一室あたり、平日3,090円、土休日3,700円です。
また、東武鉄道のSL「大樹」が2017年8月より運行を開始しています。

区間は、下今市駅〜鬼怒川温泉まで(東武日光含む)運行日は特定日となっています。
客車には、JR四国から譲り受けた、昭和40年〜50年に製造されたものが使われており、レトロな雰囲気。
大人から子供まで楽しめそうです。

東武鉄道サイトはこちら。
http://railway.tobu.co.jp/special_express/

③まずは日光東照宮へ!


とにもかくにも、まずは、言わずと知れた東照宮へ!
列車の終点なので、行きやすいのと、参拝時間が16時までの場所もあり、早めに行ってしまうのがベターです。
東武日光駅から東照宮まではバスで5分、徒歩で20分程度。
行きは上り坂なので、バスで行き、帰りはお散歩が良いでしょう。
東照宮には、徳川家康公が祀られており、現在の主な社殿は、第三代将軍徳川家光によって建て替えられたものです。
平成の大修理によって、”キンピカ”を取り戻した本殿は、本当に圧巻です。

社殿で、有名なものに、神厩舎(三猿)や、眠り猫(国宝)があります。

神厩舎(三猿)


神厩舎とは、ご神馬をつなぐ馬屋のことです。
昔から、猿が馬を守るとされていたため、長押上に、猿の彫刻で囲われています。
8面ある彫刻は、生まれてから子供ができるところまでが風刺されていて、人間の一生が表現されています。

眠り猫


伝説的な彫刻職人である、左甚五郎の作品と伝えられています。
牡丹の花に囲まれて陽の光を浴び、うたた寝をしているところが描かれております。
ちなみに、猫の裏側は雀!
ここには、「猫は起きていれば雀は食べられてしまうが、猫が居眠りしていれば、雀と共存していける」という、平和の願いが込められています。
一般的に、神社や寺の建物には、鳳凰や龍など伝説の聖獣や鶴、獅子、虎などの彫刻が施される事が多く、猫の彫刻はほとんどないため、貴重な彫刻とされています。

④下今市で寄り道

東照宮を見学したら、途中の下今市駅で下車するのがおすすめ。

前述のSL大樹の運行開始とともに、駅も改築され、昔の面影を残す佇まいです。
下今市も日光の注目観光エリア。
駅から徒歩圏内で行けるおすすめのスポットをご紹介します。

⑤片山酒造

日光に来たらぜひ味わってほしいのが日本酒。
お酒づくりには欠かせない、おいしいお水。
日光のお酒には、日光連山から流れる大谷川の伏流水が井戸水となったものが、仕込み水として使われています。
この井戸水はまろやかな軟水で、日光の芳醇な香りと深いあじわいのもと。
評判高い日光のお酒の中でも、特別な搾り機を使用していることで知られる、片山酒造さん。

その絞り方とは、佐瀬式と言って、手作業で袋詰したもろみの袋を600枚重ねることで、お酒を絞り出すやり方。
ほとんどの酒造さんが自動で行うことが多いのに対し、先代から大事に受け継がれている希少な方法だそうです。

見学の後は、試飲をさせてもらえます。
高級な純米大吟醸も好きなだけ頂けるので酔っ払わないように…!
おすすめは、柏盛の「素顔」。

原酒でつくられているので、19度と度数は高いですが、高さを感じさせないほど、口当たりなめらかで、飲みやすいお酒。
ちなみに、仕込み水の井戸水は、お持ち帰り自由。
よくご存知の方は、大きな水入れを持っていらっしゃるのだとか。

片山酒造

住所:〒321-1263 栃木県日光市瀬川146-2
電話番号:0288-21-0039
酒蔵見学は、要予約
10:00、11:00、13:00、14:00、15:00 にて承っております。
http://www.kashiwazakari.com/

⑤日光街道 ニコニコ本陣

下今市駅から歩いて10分ほどのところにある、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」。

地元の農作物やお土産をあつかうマルシェのほか、観光情報館や数々の有名な演歌歌手の歌を作曲された船村徹氏の記念館などが併設されています。
和食のお食事どころもあるので、ランチや休憩に、利用しやすいところです。

日光街道ニコニコ本陣

住所:〒321-1261 栃木県日光市今市719番地1
電話番号:0288-25-7771
営業時間
日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館 9:00~17:00
毎週火曜休館(祝日の場合は翌日)、年末年始休館
貸スペース 17:00~21:00
商業施設 9:00~18:00
毎月第3火曜定休(祝日の場合は翌日)
和食レストラン・蕎麦処 11:00~19:00(L.O.18:30)
https://www.nikko-honjin.jp/

⑥日光珈琲 玉藻小路

日光を拠点に自家焙煎スペシャリティコーヒーを提供するカフェとして、展開する日光珈琲。
その一つである玉藻小路店。小さな入り口をはいると、そこは広々とした古民家風のカフェ。
あたたかみがあって、心地よい時間が流れる店内は、何時間でも長居してしまいそうな場所。

コーヒーのメニューの中には、「男体山」ブレンドや「女峰山」ブレンドなどユニークなものも。
旅の疲れを癒やしに訪れてみては。

ちなみに、玉藻小路には、日光珈琲以外にも、手ぬぐいのお店「唐草」、「ヰザワドーナツ」、「日光ゲストハウスimaichiyado」、ドライフラワーのお店「hanashi hanadocoro enn」という、小さなお店が集まって、ノスタルジックでかわいらしい小路をつくりだしています。

日光珈琲 玉藻小路

住所:〒321-1261 栃木県日光市今市754
営業時間:11:30~20:00 (19:30 L.O.)
定休日:月曜日 ・第1、3火曜日(祝日の際は翌日)
電話番号:0288-22-7242
http://nikko-coffee.com/cafe

最後に

日光は、都心からアクセスしやすい観光スポットなので、気軽に行けるのが嬉しいところ。
日光周辺には、東照宮や鬼怒川だけでなく、まだまだ、知られていない魅力的な場所がたくさんあります。
週末にふらりと出かけて、新しいお気に入りの場所を見つけてみてください。

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