
置き場所いらずで涼しい!タワーファン選び7つのコツ
「扇風機を置きたいけれど、床にドンと場所を取るのがちょっと…」そんな声にこたえるように、いま家電量販店で存在感を増しているのが「タワーファン」です。細長いスリムな見た目で、リビングの隅にすっと収まるのが魅力ですよね。
とはいえ、いざ選ぼうとすると「普通の扇風機やサーキュレーターと何が違うの?」「本当に涼しいの?」と迷ってしまう方も多いはず。そこで今回は、タワーファンの特徴から選び方、上手な使い方までを7つのコツにまとめてご紹介します。今年の猛暑を少しでも快適に乗り切るヒントにしてくださいね。
そもそもタワーファンって何が違うの?
タワーファンは、縦長のスリムな筐体の中で細長い羽根(クロスフローファンと呼ばれるタイプが多いです)が回り、縦のスリット全体から風を送り出す扇風機の一種です。一般的な扇風機との大きな違いは、次のような点にあります。
- 省スペース:土台が小さく、床の占有面積が少ない
- すっきりした見た目:羽根がむき出しでないため、インテリアになじみやすい
- 縦に広く風が出る:床から上のほうまで、帯状に風が届きやすい
よく比較されるサーキュレーターは「空気をかき混ぜて循環させる」のが得意な家電ですが、タワーファンは「人に直接やさしい風を当てて涼む」ことに向いています。目的が少し違うので、涼みたいならタワーファン、部屋の空気を回したいならサーキュレーター、と考えるとわかりやすいですよ。
家電量販店でも「扇風機との違いを聞かれることが増えた」との声があるようで、それだけ関心が高まっているジャンルといえそうです。
コツ1:置きたい場所とサイズを先に決める
タワーファン選びで最初に考えたいのが、置き場所です。せっかく省スペースが売りでも、想定より大きくて邪魔になっては本末転倒ですよね。
- ソファやベッドのそばに置くのか
- デスクの足元に置くのか
- リビングの中央付近で使うのか
設置場所によって、必要な高さや幅が変わってきます。購入前に置き場所の寸法をメジャーで測り、コンセントの位置も確認しておくと失敗が減ります。背の高いモデルは風が広い範囲に届きやすい一方、圧迫感が出ることもあるので、部屋の広さとのバランスも見ておきましょう。
コツ2:首振り・風量の調整幅をチェック
快適さを左右するのが、首振り(左右のスイング)と風量の調整幅です。
首振りの角度が広いモデルほど、部屋の広い範囲に風を届けられます。家族でくつろぐリビングなら首振り対応、デスクで自分だけに当てたいなら首振りなしでも十分、というように使い方で選び分けましょう。
風量は段階が多いほど、その日の暑さや体調に合わせて細かく調整できます。就寝時に使うなら、そよ風のような弱い風が出せるかどうかも大切なポイントです。
コツ3:静音性は「寝室で使うか」で決める
タワーファンは構造上、比較的静かなモデルが多いといわれますが、風量を上げれば当然音は大きくなります。
寝室で一晩中つけたい方は、弱運転時の静かさを重視しましょう。製品説明に運転音の目安(デシベル表示)が書かれている場合は参考になります。数値が小さいほど静かな傾向です。ただし感じ方には個人差があるので、可能なら店頭で実際の音を確かめるのがおすすめです。
コツ4:お手入れのしやすさを見落とさない
見落としがちですが、長く使ううえで意外と重要なのがお手入れのしやすさです。
タワーファンは羽根が内部にあるため、普通の扇風機のように前面カバーを外してサッと拭く、という掃除はしにくい構造です。放っておくと吸い込み口にホコリがたまり、風が弱く感じられたりニオイの原因になったりすることもあります。
- 吸気口のフィルターやカバーが外せるか
- 掃除機のノズルでホコリを吸いやすい形か
こうした点を確認しておくと、買ってからのストレスが減りますよ。
コツ5:あると便利な機能を賢く選ぶ
最近のタワーファンには、暮らしをラクにする機能が搭載されたモデルも増えています。必要なものを見極めて選びましょう。
- リモコン付き:離れた場所から操作でき、就寝時にも便利
- タイマー機能:切り忘れ防止や、寝入りばなだけ使う用途に
- リズム/おやすみモード:強弱をつけた自然な風で快適に
モデルによっては温度表示や、空気清浄機能を兼ねたタイプもあるとのことです。機能が多いほど価格も上がりやすいので、自分の使い方に本当に必要かを基準に選ぶとムダがありません。
コツ6:エアコンと組み合わせて電気代をかしこく
タワーファンは単体で使うのはもちろん、エアコンと組み合わせるとより快適になります。
冷たい空気は下にたまりやすいため、タワーファンで風を送ると部屋全体に涼しさが行き渡りやすくなります。結果としてエアコンの設定温度を無理に下げなくても涼しく感じられ、電気代の節約につながることも期待できます。
エアコンから遠い場所に向けて風を送るように配置すると、空気がうまく流れやすくなりますよ。ただし体を冷やしすぎないよう、風が直接当たり続けないように角度を工夫してくださいね。
コツ7:使うシーズン以外の収納も考えておく
夏が終われば出番が減るのがこの手の家電。だからこそ、オフシーズンの収納までイメージしておくと安心です。
タワーファンはスリムな形状のため、クローゼットのすき間や家具の裏に立てて収納しやすいのが利点です。収納時にはホコリよけのカバーや、購入時の箱を取っておくときれいに保管できます。しまう前に一度お手入れをしておくと、翌シーズンも気持ちよく使い始められますよ。
まとめ:暮らしに合う一台で猛暑をやさしく乗り切る
タワーファンは、置き場所を取らずすっきりした見た目で、人にやさしい風を届けてくれる頼もしい家電です。選ぶときは、置き場所とサイズを決めたうえで、首振り・風量・静音性・お手入れのしやすさ・便利機能をバランスよくチェックするのがコツです。
エアコンと上手に組み合わせれば、涼しさと省エネの両立も目指せます。厳しい暑さが続く季節、自分の暮らしに合った一台を選んで、毎日をちょっと快適にアップデートしてみてはいかがでしょうか。


